福光新町(読み)ふくみつしんまち

日本歴史地名大系 「福光新町」の解説

福光新町
ふくみつしんまち

[現在地名]福光町新町しんまち

福光村南東小矢部おやべ川西岸にある。福光村の味噌屋みそや町から南に続く町並で、南は同村のうち天神てんじん町。慶安四年(一六五一)福光村のうち高三〇石の地を地子町として許された(天保九年「礪波郡町立箇所由来調理帳」菊池家文書)。明暦二年(一六五六)には諸事宿・町持人馬が御免となり、毎年冥加白銀三枚を上納することとなった。また地子米銀納が認められ、当初は米一石につき銀二七目、翌三年からは一石につき三〇目、計九〇〇目を上納と決められた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android