天津羽衣(読み)アマツ ハゴロモ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「天津羽衣」の解説

天津 羽衣
アマツ ハゴロモ


職業
浪曲

肩書
日本浪曲協会副会長

本名
山田 智子

別名
初名=天中軒 智子

生年月日
昭和3年 3月7日

出生地
三重県

経歴
東京・浅草育ち。浪曲家の天中軒女雲月と山田嘉男を両親に持ち、13歳で初舞台を踏んで以来、歌謡曲を浪曲に織りまぜた歌謡浪曲で“羽衣節”といわれる独特の芸を開拓。「原爆の母」「九段の母」など“母もの”を得意とし、二葉百合子と人気を二分した。

没年月日
昭和57年 9月13日 (1982年)

家族
父=山田 嘉男(浪曲家),母=天中軒 女雲月(浪曲家)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「天津羽衣」の解説

天津 羽衣
アマツ ハゴロモ

昭和期の浪曲家 元・日本浪曲協会副会長。



生年
昭和3(1928)年3月7日

没年
昭和57(1982)年9月13日

出生地
三重県

本名
山田 智子

別名
初名=天中軒 智子

経歴
東京・浅草育ち。浪曲家の天中軒女雲月と山田嘉男を両親に持ち、13歳で初舞台を踏んで以来、歌謡曲を浪曲に織りまぜた歌謡浪曲で“羽衣節”といわれる独特の芸を開拓。「原爆の母」「九段の母」など“母もの”を得意とし、二葉百合子と人気を二分した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天津羽衣」の解説

天津羽衣 あまつ-はごろも

1928-1982 昭和時代の浪曲師。
昭和3年3月7日生まれ。両親とも浪曲師で,12歳のとき天中軒智子の名で初舞台,14歳で天津羽衣と改名戦後は洋楽伴奏をとりいれた歌謡浪曲を開拓,「原爆の母」「九段の母」などの母物で人気があった。昭和57年9月13日死去。54歳。三重県出身。本名は山田智子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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