天狗草子絵巻(読み)てんぐぞうしえまき

旺文社日本史事典 三訂版 「天狗草子絵巻」の解説

天狗草子絵巻
てんぐぞうしえまき

鎌倉後期の絵巻物
7巻。作者不詳。興福寺延暦寺など南都北嶺の僧の横暴・驕慢を天狗にたとえて風刺したもの。天狗は中世以来盛んに活躍した山伏戯画化したものといわれる。この草子は数種あるが,その中に一遍を天狗の長老といっているなど,当時の宗教界の様子を知る貴重な史料

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む