天翁院(読み)てんのういん

日本歴史地名大系 「天翁院」の解説

天翁院
てんのういん

[現在地名]小山市本郷町一丁目

思(おもい)川左岸、小山城跡の北にある。曹洞宗、祇園山と号し、本尊釈迦如来。寺名は小山高朝の法名天翁孝運による。寺伝によれば小山氏初代の政光が久寿二年(一一五五)現在の中久喜(なかぐき)地内に創建し、祇園山万年寺と称した。現在も中久喜城跡北の部分に万年寺という小字が残り、政光の持仏堂があったという。小山高朝は文明四年(一四七二)万年寺を現在地に移し、培芝正悦を招き中興開山として再建、正悦はのちに大中(だいちゆう)寺(現下都賀郡大平町)に二世として入った。以降、高朝の菩提寺となったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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