天須(読み)てんす

精選版 日本国語大辞典 「天須」の意味・読み・例文・類語

てん‐す【天須】

  1. 〘 名詞 〙 スズキ目ベラ科海産魚。全長三五センチメートルに達する。体は側扁して体高も高い。両顎(あご)先端に二個ずつの犬歯がある。体色紫紅色背部に青黒い円形斑が一個ある。食用ともする。東京湾および島根県以南、東インド諸島までの沿岸にすむ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「天須」の解説

天須 (テンス)

学名Xyrichthys dea
動物。ベラ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android