デジタル大辞泉 「天骨も無い」の意味・読み・例文・類語 てんこち‐も‐な・い【天▽骨も無い】 [形]《「てんこち」は「てんこつ」の音変化。才能がない意から非難すべきである意に転じたもの。近世語》とんでもない。途方もない。「わしどもはお江戸で―・い目にあったあもし」〈滑・膝栗毛・二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「天骨も無い」の意味・読み・例文・類語 てんこち‐も‐な・い【天骨無】 〘 形容詞口語形活用 〙 =てんこちない(天骨無)[初出の実例]「田舎道者の老夫老婆(ぢいばば)は、いやはや天骨(テンコチ)もない事」(出典:談義本・教訓雑長持(1752)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例