太刀の緒(読み)タチノオ

デジタル大辞泉 「太刀の緒」の意味・読み・例文・類語

たち‐の‐お〔‐を〕【太刀の緒】

き緒

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精選版 日本国語大辞典 「太刀の緒」の意味・読み・例文・類語

たち【太刀】 の=緒(お)[=帯取(おびとり)

  1. 太刀を佩(は)く時に用いるひも。太刀の足に結びつけ、腰にまとう。帯取(おびとり)の緒。かたなの緒。
    1. [初出の実例]「良少将たちのをにすべき革をもとめければ」(出典:大和物語(947‐957頃)二二)
  2. 刀の下緒(さげお)
    1. [初出の実例]「太刀(タチ)の緒をもて(いましめ)たる船虫を牽立来つ」(出典読本南総里見八犬伝(1814‐42)七)

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