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太平洋島しょ国会議 たいへいようとうしょこくかいぎ Pacific Islands Forum

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知恵蔵2015の解説

太平洋島しょ国会議

太平洋島しょ国14カ国・地域を対象にした地域協力機構。オーストラリアニュージーランドが援助供与国として大きな役割を演じてきた。主要加盟国はフィジーパプアニューギニアソロモン諸島バヌアツなどのメラネシア圏、トンガサモアに代表されるポリネシア圏、そしてパラオミクロネシア連邦マーシャル諸島などのミクロネシア圏の3文化圏から構成されている。ネシアとは「島」のことで、メラ「黒い」、ポリ「多くの」、ミクロ「小さい」を意味する。もともとフランスの核実験などに反対して結成された政治的圧力団体だが、200カイリの排他的経済水域(EEZ)を主張し、域内における経済協力の重要性を認識するようになる。地球温暖化に警鐘を鳴らし、域内で発生した民族・部族対立に対しては多国籍軍を編成するなど、PIFの目的と活動は多元化している。日本は最大の援助国としてPIFにオブザーバー参加しており、日本の存在感は大きい。日本の南太平洋外交を牽制する意味もあって、中国は中国・太平洋島しょ国経済開発協力フォーラムを2006年からスタートさせた。

(竹田いさみ 獨協大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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