太液の芙蓉(読み)タイエキノフヨウ

デジタル大辞泉 「太液の芙蓉」の意味・読み・例文・類語

たいえき‐の‐ふよう【太液の××蓉】

白居易長恨歌」から》太液に咲くはすの花。美人の顔にたとえる。

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精選版 日本国語大辞典 「太液の芙蓉」の意味・読み・例文・類語

たいえき【太液】 の 芙蓉(ふよう)

  1. ( 「白居易‐長恨歌」の「帰来池苑皆依旧、太液芙蓉未央柳、芙蓉如面柳如眉」による ) 太液のほとりにある芙蓉(蓮の花)のこと。美人の顔にたとえる。
    1. [初出の実例]「大液芙蓉、未央柳も、げに、かよひたりしかたちを、唐めいたる粧ひは」(出典:源氏物語(1001‐14頃)桐壺)

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