未央柳(読み)ビヨウヤナギ

デジタル大辞泉 「未央柳」の意味・読み・例文・類語

びよう‐やなぎ〔ビヤウ‐|ビヨウ‐〕【央柳/美容柳】

オトギリソウ科の半落葉低木。高さ約1メートル。キンシバイに似るが、葉は長楕円形で先が丸い。夏、黄色い5弁花を開き、多数の長い雄しべが群がり立つ。中国原産で、庭木などにする。金糸桃きんしとう 夏》

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「未央柳」の意味・読み・例文・類語

びよう‐やなぎビヤウ‥【未央柳・美容ヨウ柳】

  1. 〘 名詞 〙 オトギリソウ科の半落葉性低木。中国原産で、観賞用に庭園に栽植される。高さ約一メートル。茎はよく分枝する。葉は長さ四~七センチメートルの長楕円状披針形で対生し、透明な油点を密布する。初夏、枝先に集散花序をつけ径五センチメートルぐらいの濃黄色の五弁花が数個集まって咲く。花弁の上に黄色い雄しべが群がって立つ。漢名、金糸桃・金線海棠。《 季語・夏 》 〔俳諧・俳諧新式(1698)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「未央柳」の解説

未央柳 (ビヨウヤナギ)

学名Hypericum chinense
植物。オトギリソウ科の半常緑小低木,園芸植物

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