太秦安養寺村(読み)うずまさあんようじむら

日本歴史地名大系 「太秦安養寺村」の解説

太秦安養寺村
うずまさあんようじむら

[現在地名]右京区太秦〈石垣いしがき町・帷子かたびらつじ町・御所ごしようち町・垂箕山たるみやま町・西野にしの町・皆正寺みなせいじ町〉付近

村域は太秦の西部、帷子ノ辻付近から南にかけてと思われるが、正確な範囲比定は困難。近世を通じて村高は三三五石余であるから、太秦の中では中位の村であった。北は太秦門前、西は生田おいた・高田、南は東梅津ひがしうめづ、東は太秦中里うずまさなかざとの各村に接する。

村名は、推古天皇の時代にこの地に建立されたという安養寺に由来。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android