太鼓沢村(読み)たいこざわむら

日本歴史地名大系 「太鼓沢村」の解説

太鼓沢村
たいこざわむら

[現在地名]小国町太鼓沢

おどろく村の東、あら川右岸に位置する。南東小俣おまた村。天正一九年(一五九一)七月九日の某(上郡山盛為か)充行状写(斎藤文書)に「たいこ沢与次郎」の名がみえ、折戸おりとの地をめぐって斎藤近江守と争っているが、同文書は検討の余地がある。正保郷帳に村名がみえ、田高二七石余・畑高一石余。上杉領村目録によると高八四石余、本免二ツ二分四厘六毛余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android