デジタル大辞泉 「夫隠る」の意味・読み・例文・類語 つま‐ごもる【▽夫▽隠る/妻▽隠る】 [枕]1 地名「小佐保をさほ」にかかる。かかり方未詳。「春日はるひ春日かすがを過ぎ―小佐保を過ぎ」〈武烈紀・歌謡〉2 つまが物忌みのときにこもる屋の意から、「屋や」と同音をもつ地名「屋上の山」「矢野の神山」にかかる。「―屋上やかみの山の雲間より渡らふ月の」〈万・一三五〉 つま‐ごも・る【▽夫▽隠る/妻▽隠る】 [動ラ四]夫婦、または雌雄が一緒にひきこもって住む。「春日野かすがのにまだうら若きさいたづま―・るとも言ふ人やなき」〈玉葉集・春上〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例