夷川通(読み)えびすがわどおり

日本歴史地名大系 「夷川通」の解説

夷川通
えびすがわどおり

平安京開設時に開かれた冷泉小路れいぜいこうじにほぼ該当する東西の通りで、竹屋町たけやまち通の南に位置する。「坊目誌」は「東は岡崎町字徳成地俗に熊野道に起り、西は堀川に至る。寺町以西は慶長七年二条城を築くを以て閉塞す」と記す。竹屋町通と同じく、応仁・文明の乱より天正年間までは人家はまばらであったが、江戸時代初期には人家も建並んでいたと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む