コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

奇し クシ

4件 の用語解説(奇しの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

く・し【奇し】

[形シク]神秘的である。不思議である。「―・しき邂逅(かいこう)」→奇(く)しき奇(く)しくも

くす・し【奇し】

[形シク]
神秘的である。
「聞きしごとまこと尊く―・しくも神さびをるかこれの水島」〈・二四五〉
宗教上の禁忌などを固く守るさま。神妙である。
「物忌(ものい)みし、―・しく忌むやつは、命も短く、はかばかしき事なし」〈宇治拾遺・二〉
一風変わっているさま。
「吉祥天女を思ひかけむとすれば、…―・しからむ」〈・帚木〉

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

くし【奇し】

( 形シク )
霊妙だ。不思議だ。くすし。 「 - ・しき運命にもてあそばれる」 「 - ・しき自然の前に対しては/あめりか物語 荷風」 → くしきくしくも

くすし【奇し】

( 形シク )
霊妙だ。不思議だ。くすばし。 「まこと貴く-・しくも神さび居るかこれの水島/万葉集 245
親しみがわかない。近づきがたい。 「法気づき、-・しからむこそ、又わびしかりぬべけれ/源氏 帚木
かたくなだ。きゅうくつだ。 「物忌し、-・しく忌むやつは、命もみじかく/宇治拾遺 2

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

奇しの関連キーワード神さびる聞きしに勝る神秘的好き好きし仄仄しミスティック分き分きし聞き知り顔生口惜し真し

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

奇しの関連情報