奇し(読み)クスシ

デジタル大辞泉 「奇し」の意味・読み・例文・類語

くす・し【奇し】

[形シク]
神秘的である。
「聞きしごとまこと尊く―・しくも神さびをるかこれの水島」〈・二四五〉
宗教上の禁忌などを固く守るさま。神妙である。
物忌ものいみし、―・しく忌むやつは、命も短く、はかばかしき事なし」〈宇治拾遺・二〉
一風変わっているさま。
吉祥天女を思ひかけむとすれば、…―・しからむ」〈帚木

く・し【奇し】

[形シク]神秘的である。不思議である。「―・しき邂逅かいこう」→しきしくも

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む