奇功(読み)キコウ

精選版 日本国語大辞典 「奇功」の意味・読み・例文・類語

き‐こう【奇功】

  1. 〘 名詞 〙 ふしぎな、思いもよらないてがら。珍しい功績。すぐれた功績。〔布令必用新撰字引(1869)〕
    1. [初出の実例]「之を使用して奇功を収めんと欲せば」(出典:真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉日本人の任務)
    2. [その他の文献]〔漢書‐陳湯伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「奇功」の読み・字形・画数・意味

【奇功】きこう

人の意外とする功績。唐・李白〔族弟綰の安西に従軍するを送る〕詩 爾(なんぢ)將に隨つて門を出で去らば を剪(き)ること(ごと)く、奇功を收めん

字通「奇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む