奇古(読み)きこ

精選版 日本国語大辞典 「奇古」の意味・読み・例文・類語

き‐こ【奇古】

〘名〙 (形動) 奇異で古めかしいこと。また、そのさま。
童子問(1707)上「後世儒者之解易春秋、其説奇古艱深」
※文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉四「用字奇古にして読難し」 〔杜甫‐題李尊師松樹障子歌〕

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普及版 字通 「奇古」の読み・字形・画数・意味

【奇古】きこ

風変わりで古めかしい。唐・杜甫〔李尊師の松樹障子に題する歌〕詩 老夫生、奇古を好む 此れに對して、興は靈と與(とも)に聚まる

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