精選版 日本国語大辞典 「奇曲」の意味・読み・例文・類語 き‐きょく【奇曲】 〘 名詞 〙① めずらしい曲。すぐれた音楽。[初出の実例]「此れは是れ旧詞曲、近来其声を脩飾し、其手を一新して奇曲妙調、其両手を斜めにして而して舞ふ」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉三)[その他の文献]〔宋玉‐笛賦〕② 珍しい景色。変化のある景色。[初出の実例]「さまざまの島島、奇曲天工の妙を刻なせるがごとし」(出典:俳諧・蕉翁文集(1699‐1709頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例