奇絶怪絶(読み)きぜつかいぜつ

精選版 日本国語大辞典 「奇絶怪絶」の意味・読み・例文・類語

きぜつ‐かいぜつ ‥クヮイゼツ【奇絶怪絶】

〘名〙 (形動) きわめて奇怪なこと。この上なく珍奇なさま。奇怪至極。
※余が所謂帝国主義(1903)〈山路愛山〉「余輩も亦之を読んで数(しばし)ば其奇絶怪絶なるに消魂するものなり」

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四字熟語を知る辞典 「奇絶怪絶」の解説

奇絶怪絶

きわめて奇怪なこと。この上なく珍奇な様子

[使用例] エーデン博士が亜細亜の内部における三年間の経歴談のごときは余輩もまたこれを読んでしばしばその奇絶怪絶なるに消魂するものなりといえども[山路愛山*余が所謂帝国主義|1903]

[使用例] 今夜の奇絶怪絶の前に瞳を張り[稲垣足穂*星を造る人|1922]

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