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奈勿王 なもつおうNae‐mul‐wang

世界大百科事典 第2版の解説

なもつおう【奈勿王 Nae‐mul‐wang】

?‐401?
朝鮮,新羅の王。在位355ころ‐401年ころ。新羅史上実在が確認される最初の王。その称号に従来の〈尼師今(にしきん)〉とともに新たに〈麻立干(まりつかん)〉を称して支配者集団のなかで頭角をあらわし,中国華北を統一した前秦に遣使している(377,382)。新羅は先進地域である高句麗の影響下にあったが,390年ごろからに服属して人質を送り,さらに倭軍の制圧をうけた。しかし高句麗の広開土王が倭に通じた百済を攻めて南進策をとると,400年高句麗に朝貢して臣従し,その軍を迎えて倭および加羅の勢力を退けた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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