奏進(読み)ソウシン

デジタル大辞泉 「奏進」の意味・読み・例文・類語

そう‐しん【奏進】

[名](スル)
天子に申し上げること。奏上。奏申
天子に差し上げること。
武家より貢馬十疋、沙金三千両これを―す」〈太平記・三〇〉

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「奏進」の意味・読み・例文・類語

そう‐しん【奏進】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天子に献上すること。
    1. [初出の実例]「武家より貢馬(くめ)十疋、沙金三千両之を奏進す」(出典:太平記(14C後)三〇)
  3. そうしん(奏申)
    1. [初出の実例]「上嘗夢顕頼引手進行、故寵遇特重、面為郎時、奏進除目」(出典:国史略(1826)三)

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