奥原遺跡(読み)おくはらいせき

日本歴史地名大系 「奥原遺跡」の解説

奥原遺跡
おくはらいせき

[現在地名]七尾市奥原町

国道二四九号の北側丘陵上にあり、和倉わくら町から能登島への県道改良工事に伴って昭和五六年(一九八一)に緊急発掘が行われた。弥生時代後期の集落跡を主体とし、竪穴住居跡六棟や土坑・ピット群を検出したほか古墳時代後期、奈良・平安時代の土器も採取され、近世火葬墓一基もあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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