奥尻空港(読み)オクシリクウコウ

関連語 片道 青苗 拠点

日本歴史地名大系 「奥尻空港」の解説

奥尻空港
おくしりくうこう

奥尻島の南端青苗あおなえ市街地の西方後背地にある空港。昭和四九年(一九七四)滑走路長さ八〇〇メートル・幅二五メートルで第三種空港(奥尻町管理)として供用開始。以来、奥尻島の生活基盤を支える交通手段としての重要な役割を果している。同五〇年に北海道庁に移管された。現在函館との間に通年一日三往復(片道約四〇分)の定期便が就航している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の奥尻空港の言及

【奥尻島】より

…海岸段丘の緩やかな傾斜地では肉牛飼育に重点をおいた牧畜も見られる。島への交通は,従来,江差~奥尻間,江差~青苗間のフェリーボートに頼っていたが,1974年青苗の近くに奥尻空港が開港して函館,札幌と結ばれ,島への主要交通手段となっている。また,観光客の多い夏に限って瀬棚~奥尻間にもフェリーボートが運行される。…

※「奥尻空港」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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