奥山朝恭(読み)おくやま ともやす

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「奥山朝恭」の解説

奥山朝恭 おくやま-ともやす

1858-1943 明治時代の作曲家。
安政5年8月6日生まれ。明治7年海軍鼓笛隊に入隊,16年文部省音楽取調掛にはいり邦楽の五線譜化をはかる。兵庫師範,岡山師範などの教師をつとめ,「湊川(みなとがわ)」などを作曲した。晩年は岡山市内で洋食店「浩養軒」を経営。昭和18年4月9日死去。86歳。江戸出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android