奥平家御家中系図(読み)おくだいらけおんかちゆうけいず

日本歴史地名大系 「奥平家御家中系図」の解説

奥平家御家中系図(家中系図)
おくだいらけおんかちゆうけいず

成立 享保七年

原本 大分県中津市立小幡記念図書館奥平家文書

解説 享保二年に豊前中津に入封した奥平昌成が、同七年に家臣に提出させた系図。計一四五家を収める。各家の先祖以来の由緒を記し、享保四年を下限としている。奥平氏は慶長六年から元和五年、同八年から寛文八年、貞享二年から元禄一〇年までの三期にわたって宇都宮に入封しており、当該期の記述から奥平氏の宇都宮支配の一端がうかがい知れる。ほかに文化三年改一三冊、嘉永三年改一七冊がある。

活字本栃木県史」史料編近世一(抄録)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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