奥裏(読み)オクウラ

デジタル大辞泉 「奥裏」の意味・読み・例文・類語

おく‐うら【奥裏】

胴裏どううら」に同じ。
物事場所などの、隠れている奥の部分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「奥裏」の意味・読み・例文・類語

おく‐うら【奥裏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 着物の裏の、裾まわしを除いた部分。胴裏(どううら)
    1. [初出の実例]「じゅばんはちりめんの毘沙もん亀甲、もみのおくうら」(出典:洒落本・十界和尚話(1798)一)
  3. 隠れている奥の方の場所。
    1. [初出の実例]「春ならぬ谷の奥裏(オクウラ)黄鳥(うぐひす)の子の音をや学ばん」(出典置炬燵(1890)〈斎藤緑雨〉上)

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