精選版 日本国語大辞典 「奪却」の意味・読み・例文・類語
だっ‐きゃく【奪却】
- 〘 名詞 〙 奪ってなくなすこと。
- [初出の実例]「一法通は、一法の従来せる面目を奪却するにあらず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)画餠)
- 「荷蘭の貿易は全く地に落ち海外所領の地も尽く英国に奪却されたり」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初)
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...