精選版 日本国語大辞典 「奪却」の意味・読み・例文・類語
だっ‐きゃく【奪却】
- 〘 名詞 〙 奪ってなくなすこと。
- [初出の実例]「一法通は、一法の従来せる面目を奪却するにあらず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)画餠)
- 「荷蘭の貿易は全く地に落ち海外所領の地も尽く英国に奪却されたり」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初)
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...