女子こまし(読み)なごこまし

精選版 日本国語大辞典 「女子こまし」の意味・読み・例文・類語

なご‐こまし【女子こまし】

  1. 〘 名詞 〙 盗人・てきや仲間隠語
  2. 女を遊びで誘惑すること。すけこまし。
    1. [初出の実例]「主として年若い女に言ひ寄って誘惑するものであるが、〈略〉。これを彼等の仲間ではナゴコマシと云って」(出典:不良青少年少女の実相(1930)〈和田信義〉)
  3. 色魔をいう。
    1. [初出の実例]「面のハクイ(美しい)ナゴコマシ(色魔)がそんなに揃ふかい」(出典:浅草紅団(1929‐30)〈川端康成〉四六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む