…この場合家族成員のそれぞれがどのように特定の寺にかかわるかには次のようないくつかの型がある。(1)子どもたちは父親と同じ寺に属し,嫁(母)は実家の寺に帰属する型,(2)一つの家族で男寺と女寺にわかれている型,(3)男の子どものみが父親と同じ寺に属し,これと別に嫁(母)の寺がある型,(4)父の寺と母の寺が別々にあり,子どもは二者択一的な選択が可能な型など。一家一寺の単檀家制であれば父系的(父性的)な家筋が貫徹されるが,複檀家制においてはいずれの場合においても父子関係のみならず母子関係も重要な意味をもっているから,親子関係のレベルにおいては双性的な筋が形成されることになる。…
※「女寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...