女川新村
おながわしんむら
[現在地名]立山町女川新
白岩川左岸、上段段丘下に位置し、西は横江新村・福来新村・東野新村、東は日中村。享和三年(一八〇三)の仮名付帳(加越能文庫)では米道村の枝郷。女川村(現上市町)からの転住によって開かれたとも伝える。明暦二年(一六五六)の村御印留に村名がみえ、寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高一七九石、免三ツ五歩、明暦二年の新田高二石(三箇国高物成帳)。三千俵用水が引かれ、天明四年(一七八四)の三千俵用水水下銀仕立覚(杉木家文書)では高一三一石・銀高二七匁余。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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