女影廃寺(読み)おなかげはいじ

日本歴史地名大系 「女影廃寺」の解説

女影廃寺
おなかげはいじ

[現在地名]日高市女影 若宮

入間いるま川支流の下小畔しもこあぜ川と小畔川に挟まれた東西に長い台地の、標高六二―六五メートル付近にある。当廃寺出土の瓦は、昭和六年(一九三一)に「埼玉県史」、同八年には清水嘉作により高萩たかはぎ村三十三間堂の古瓦として「埼玉史談」に報告されている。同五五年から小規模な発掘調査が一三回実施され、奈良・平安時代の竪穴住居跡九、掘立柱建物遺構一、井戸跡一、大型土壙三、溝二を確認した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む