如月の別れ(読み)きさらぎのわかれ

精選版 日本国語大辞典 「如月の別れ」の意味・読み・例文・類語

きさらぎ【如月】 の=別(わか)れ[=仏(ほとけ)の縁(えん)

  1. 陰暦二月一五日の釈迦入滅をいう。また、転じて、涅槃会(ねはんえ)異称
    1. [初出の実例]「墨染衣二月(きさらぎ)の、仏の縁をうけつぎて」(出典:大観本謡曲・墨染桜(室町末))
    2. [その他の文献]〔和訓栞(1777‐1862)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android