如来十号(読み)ニョライジュウゴウ

デジタル大辞泉 「如来十号」の意味・読み・例文・類語

にょらい‐じゅうごう〔‐ジフガウ〕【如来十号】

十号

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精選版 日本国語大辞典 「如来十号」の意味・読み・例文・類語

にょらい‐じゅうごう‥ジフガウ【如来十号】

  1. 〘 名詞 〙 仏語如来(仏)に対する一〇種の称号。如来・応供阿羅漢)・正遍知明行足善逝世間解・無上士・調御丈夫・天人師・仏世尊をいう。ただし、この中から如来を除き、仏世尊を仏と世尊に分けて十号とすることもある。〔壒嚢鈔(1445‐46)〕

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百科事典マイペディア 「如来十号」の意味・わかりやすい解説

如来十号【にょらいじゅうごう】

仏の徳をたたえる10種の呼称如来,応供(おうぐ),正遍知(しょうへんち),明行足(みょうぎょうそく),善逝(ぜんせい),世間解(せけんげ),無上師,調御丈夫(ちょうごじょうぶ),天人師,仏世尊。

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世界大百科事典(旧版)内の如来十号の言及

【如来】より

…ただしtathāgataをtathāとgata(〈去れる者〉)に分解して〈そのとおりに去れる者〉と解釈する説もある。如来を指す次の呼称を如来十号といい,仏陀のすぐれた性格や能力を示している。応供(おうぐ)(=阿羅漢),正徧知(しようへんち),明行足(みようぐそく),善逝(ぜんせい),世間解(せけんげ),無上士,調御丈夫(ちようごじようぶ),天人師,仏,世尊。…

※「如来十号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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