妙亀尼(読み)みょうきに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「妙亀尼」の解説

妙亀尼 みょうきに

?-? 伝説上の女性
謡曲隅田川」や伝説によれば,人買いにさらわれたわが子梅若丸の行方をたずねあるいたが,隅田川辺で1年前に死んだことを知る。今戸の総泉寺出家,門前の池に子の亡霊をみて貞元(じょうげん)2年(977)身をなげたという。東京都台東区橋場に妙亀塚がのこる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む