貞元(読み)ジョウゲン

デジタル大辞泉 「貞元」の意味・読み・例文・類語

じょうげん〔ヂヤウゲン〕【貞元】

平安中期、円融天皇の時の年号。976年7月13日~978年11月29日。

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精選版 日本国語大辞典 「貞元」の意味・読み・例文・類語

じょうげんヂャウゲン【貞元】

  1. 平安時代円融天皇の代の年号。天延四年(九七六)七月一三日に天変地震などにより改元。貞元三年(九七八)一一月天元(てんげん)と改元された。関白藤原兼通・頼忠の時代

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日本の元号がわかる事典 「貞元」の解説

じょうげん【貞元】

日本の元号(年号)。平安時代、976年から978年まで(貞元3年までの3年間)、円融(えんゆう)天皇の代の元号。前元号は天延(てんえん)。次元号は天元(てんげん)。976年(天延4)7月13日に、火災、地震の凶事を振り払うために行われた改元である(災異改元)。円融天皇の治世は、外戚の藤原氏に実権があった。藤原氏内部の権力闘争に翻弄された時代でもあった。976年(貞元1)7月、円融天皇は内裏焼失後、新内裏造営のため、堀川(河)院(関白・藤原兼道(かねみち)第)に移り、翌年7月、新造内裏に還っている。

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