妙実村(読み)みようじつむら

日本歴史地名大系 「妙実村」の解説

妙実村
みようじつむら

[現在地名]飽田町会富あいどみ

東は権藤ごんどう村、西は白石しろいし村に接する水田地帯。慶長一二年(一六〇七)検地帳によれば田方七一町五反一畝余・畠方二六町余、分米一千三七石余、竈数六九・家数一〇三、男女二四二、うち男一三七・女一〇五、牛二七・馬二とある。寛永一二年(一六三五)の地撫帳では田畠合計三三町二反三畝余が当竿前とある。宝暦一一年(一七六一)の下ケ名寄帳では田畠合計五三町六反余のうち、「上白石村本地入込」が一九町六反四畝余に及んでいる。下ケ名に土居どいうち源五郎げんごろうなど一四があり、江川に年ノ神森、居屋敷に辻堂二と古墓一が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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