妙絶(読み)ミョウゼツ

デジタル大辞泉 「妙絶」の意味・読み・例文・類語

みょう‐ぜつ〔メウ‐〕【妙絶】

きわめてすぐれていること。非常に巧みなこと。絶妙。
「絃弓を弾ずるを聴くに、―言わん方なかりければ」〈中村訳・西国立志編

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「妙絶」の意味・読み・例文・類語

みょう‐ぜつメウ‥【妙絶】

  1. 〘 名詞 〙 きわめて巧みであること。この上もなくすぐれて巧妙なこと。絶妙。
    1. [初出の実例]「秋江澄秋月白。両物相資成妙絶」(出典:明極楚俊遺稿(14C中か)月江歌為巴禅人賦)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐張超伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「妙絶」の読み・字形・画数・意味

【妙絶】みよう(めう)ぜつ

絶妙。宋・軾〔鳳翔八観。王維呉道子の画〕詩 生、妙なりと雖も ほ畫工を以て論ぜらる 詰(まきつ)(王維)は之れを象外に得たり 仙(せんかく)の籠樊(ろうはん)(鳥籠)を謝する如き

字通「妙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android