日本歴史地名大系 「妙覚院」の解説 妙覚院みようかくいん 佐賀県:三養基郡北茂安町千栗村妙覚院[現在地名]北茂安町大字白壁字千栗本堂は千栗(ちりく)八幡宮の西方二〇〇メートルの丘陵にあり、境内は広く、八幡宮境域に接する。千栗山と号し、天台宗。本尊は愛染明王。神仏習合の時代には、千栗八幡宮の神宮寺弥勒(みろく)寺の院主坊であった。開基については一説には慶長三年(一五九八)認周法印によると伝えるが、千栗山妙覚院縁起書によれば、安和年間(九六八―九七〇)以前からあったものとしている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報