妙高高原(高原)(読み)みょうこうこうげん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「妙高高原(高原)」の意味・わかりやすい解説

妙高高原(高原)
みょうこうこうげん

新潟県南西部、長野県境に位置する妙高火山東麓(とうろく)の高原。標高600~1300メートルに及ぶ雄大な火山裾野(すその)には妙高、池ノ平(いけのたいら)、赤倉、燕(つばめ)など七つの温泉郷をはじめ赤倉、池ノ平など六つのスキー場や高原別荘地が分布し、春のハイキング、夏の登山、秋の紅葉、冬のスキーと四季を通じて観光客が絶えない。しなの鉄道北しなの線・えちごトキめき鉄道(旧、JR信越本線)妙高高原駅が玄関口で、野尻(のじり)湖、笹ヶ峰(ささがみね)牧場などにもバスの便がある。山菜笹飴(ささあめ)、白樺(しらかば)細工などが名物。

[山崎久雄]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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