始\初の年(読み)はじめのとし

精選版 日本国語大辞典 「始\初の年」の意味・読み・例文・類語

はじめ【始・初】 の 年(とし)

  1. 物事のはじまった年。
    1. [初出の実例]「敏達天皇、位につき給ふはじめのとし、正月一日生れ給ふ」(出典:古今著聞集(1254)二)
  2. 年号の改まったその年。元年(がんねん)
    1. [初出の実例]「朱鳥(あかみとり)の元年(ハシメノトシ)の春正月の壬寅の朔癸卯に」(出典日本書紀(720)天武朱鳥元年正月(北野本南北朝期訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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