姑蘇台(読み)こそだい

精選版 日本国語大辞典 「姑蘇台」の意味・読み・例文・類語

こそ‐だい【姑蘇台】

  1. 中国春秋時代呉王夫差が姑蘇山(江蘇省呉県の西南)上に築いた台の名。夫差は越を破って得た美人西施など、千人美女を住まわせて栄華をきわめたという。姑胥台(こしょだい)。蘇台。
    1. [初出の実例]「強呉滅びて荊蕀あり 姑蘇台の露瀼々たり〈源順〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. [その他の文献]〔史記‐呉也家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android