委託費(読み)いたくひ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「委託費」の意味・わかりやすい解説

委託費
いたくひ

(1) 国庫委託金と呼ばれるもので,これはもっぱら国の利害に関係のある事務地方公共団体またはその機関が行うときに,そのための経費全額を国が交付するもの。国会議員選挙,国の統計および調査,外国人登録,検疫,医薬品検定,健康保険国民年金などに要する経費などである (地方財政法 10条の4,17) 。 (2) 国および地方公共団体の支出で,行政サービスの一部をみずから行わないで,民間会社などと契約して委託する場合の経費をいい,ごみ処理,屎尿処理などがその例である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む