姫路町(読み)ひめじまち

日本歴史地名大系 「姫路町」の解説

姫路町
ひめじまち

[現在地名]中津市中津 姫路町

きよう町の北、西は堀を間にして二の丸と対しており、中津城に最も近接した職人町。享保四年(一七一九)は軒数六〇・竈数八〇、安永六年(一七七七)は空地三・空家七、文化二年(一八〇五)は軒数六三・竈数六〇、空屋敷一とある(惣町大帳)。宇佐宮御神目録(到津文書)に「奉納やリノミ 下毛郡中津河之内 姫路町 孚門与吉 慶長十一年九月廿八日」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android