嬌鶯(読み)きょうおう

精選版 日本国語大辞典 「嬌鶯」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おうケウアウ【嬌鶯】

  1. 〘 名詞 〙 美しく愛らしいウグイス。よい声で鳴くウグイス。
    1. [初出の実例]「素梅開素靨 嬌鶯弄嬌声」(出典懐風藻(751)春日翫鶯梅〈葛野王〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐江畔独歩尋花詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「嬌鶯」の読み・字形・画数・意味

【嬌鶯】きようおう(けうあう)

よい声で鳴く鶯。唐・杜甫江畔に独り歩して花を尋ぬ、七絶句、六〕詩 留せる戲蝶は時時にひ 自在の嬌鶯は恰恰として

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