デジタル大辞泉 「嬌」の意味・読み・例文・類語 きょう【嬌】[漢字項目] [音]キョウ(ケウ)(呉)(漢)あでやか。なまめかしい。「嬌姿・嬌笑・嬌声・嬌態/愛嬌」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「嬌」の意味・読み・例文・類語 きょうケウ【嬌】 〘 名詞 〙 ( 形動ナリ・タリ ) 姿、形がしなやかで美しいこと。声、表情などがなまめかしいこと。また、そのさま。〔色葉字類抄(1177‐81)〕〔白居易‐長恨歌〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「嬌」の読み・字形・画数・意味 嬌15画 [字音] キョウ(ケウ)[字訓] なまめかしい・あでやか[説文解字] [字形] 形声声符は喬(きょう)。喬は高い楼門の上に桙立(ほこたて)をして神を迎えることを示す字。高い意があり、またその桙立のようにしなる意がある。〔説文新附〕十二下に「よきなり」とあり、〔一切経音義〕に「(けう)、古の嬌なり」とあって、字はまたに作るという。先秦の文献には多くを用い、嬌は六朝以後に多い。に皎潔の意があり、嬌の嬌艶の意と、いくらか語感が異なる。[訓義]1. なまめかしい、あでやか、うつくしい、かわいい。2. 声や色につやのあること。3. 驕と通じ、たかぶる、おごる。[古辞書の訓]〔新字鏡〕 保志万尓々々(ほしきまにまに) 〔名義抄〕嬌 オゴル・コビ・コフル 〔字鏡集〕嬌 コブル・ホシイママ・コビタリ・コビ・タヲヤカナリ・ヲゴル・コバム・シナ・イツハル・カタシ・ヲゴリ[語系]嬌ki、・佼keは声義近く、女子の姿態の美しいことをいう。[熟語]嬌愛▶・嬌娃▶・嬌逸▶・嬌影▶・嬌婉▶・嬌艶▶・嬌鶯▶・嬌音▶・嬌歌▶・嬌蛾▶・嬌▶・嬌客▶・嬌▶・嬌嬌▶・嬌響▶・嬌▶・嬌喉▶・嬌姿▶・嬌児▶・嬌奢▶・嬌羞▶・嬌柔▶・嬌淑▶・嬌縦▶・嬌小▶・嬌笑▶・嬌娘▶・嬌情▶・嬌色▶・嬌飾▶・嬌声▶・嬌▶・嬌▶・嬌惰▶・嬌態▶・嬌痴▶・嬌稚▶・嬌▶・嬌鳥▶・嬌囀▶・嬌童▶・嬌軟▶・嬌波▶・嬌媚▶・嬌▶・嬌容▶[下接語]阿嬌・婀嬌・愛嬌・雲嬌・鶯嬌・嬌・含嬌・競嬌・凝嬌・作嬌・千嬌・争嬌・多嬌・黛嬌・百嬌・放嬌・夭嬌・弄嬌 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報