嬰児の貝を以て巨海を測る(読み)えいじのかいをもってきょかいをはかる

精選版 日本国語大辞典 の解説

えいじ【嬰児】 の 貝(かい)を以(もっ)て巨海(きょかい)を測(はか)

  1. ( 「漢書‐東方朔伝」の「以筦闚天、以蠡測海、以莚撞鐘」による。「蠡」はほら貝ともひさごともいう ) 幼児貝殻大海水量を測るの意から、到底できないことのたとえ。
    1. [初出の実例]「今この大功を発(おこ)す事、たとへば、嬰児の貝を以て巨海を測り、蟷螂(たうらう)の斧(をの)を怒らかして隆車に向ふが如し」(出典平家物語(13C前)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む