精選版 日本国語大辞典 の解説 えいじ【嬰児】 の 貝(かい)を以(もっ)て巨海(きょかい)を測(はか)る ( 「漢書‐東方朔伝」の「以レ筦闚レ天、以レ蠡測レ海、以レ莚撞レ鐘」による。「蠡」はほら貝ともひさごともいう ) 幼児が貝殻で大海の水量を測るの意から、到底できないことのたとえ。[初出の実例]「今この大功を発(おこ)す事、たとへば、嬰児の貝を以て巨海を測り、蟷螂(たうらう)の斧(をの)を怒らかして隆車に向ふが如し」(出典:平家物語(13C前)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例