巨海(読み)コカイ

デジタル大辞泉 「巨海」の意味・読み・例文・類語

こ‐かい【巨海】

大海。きょかい。
「―の外に十のしまあり」〈読・弓張月・続〉

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精選版 日本国語大辞典 「巨海」の意味・読み・例文・類語

こ‐かい【巨海】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こ」は「巨」の呉音 ) 大海。きょかい。
    1. [初出の実例]「一念といふとも必ず感応す これを巨海(こかい)涓露を納るるに喩ふ〈具平親王〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. 「伝へ聞、巨海(コカイ)の外に十の洲(しま)あり」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)

きょ‐かい【巨海】

  1. 〘 名詞 〙 巨大な海。おおうみ。こかい。
    1. [初出の実例]「若比九流之書、則如百川之与巨海矣」(出典:田氏家集(892頃)下・寛平元年十月九日、御読周易。三年六月十三日講畢)
    2. [その他の文献]〔班固‐西都賦〕

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普及版 字通 「巨海」の読み・字形・画数・意味

【巨海】きよかい

大海。

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