孑然(読み)ケツゼン

デジタル大辞泉 「孑然」の意味・読み・例文・類語

けつ‐ぜん【×孑然】

[ト・タル][文][形動タリ]孤独なさま。孤立しているさま。
「魯庵子―として孤灯と相対す」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「孑然」の意味・読み・例文・類語

けつ‐ぜん【孑然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「げつぜん」とも )
  2. 孤独なさま。孤立しているさま。孑孑(けつけつ)
    1. [初出の実例]「朽老抛文藻、孑然愛日長」(出典:新編覆醤続集(1676)七・渉園)
    2. 「魯庵子孑然(ケツゼン)として孤燈と相対す」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵天下太平なる哉)
    3. [その他の文献]〔呉志‐陸瑁伝〕
  3. ひとりぬきんでているさま。傑出しているさま。孑孑。

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普及版 字通 「孑然」の読み・字形・画数・意味

【孑然】けつぜん

孤独。

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