字注(読み)じちゅう

精選版 日本国語大辞典 「字注」の意味・読み・例文・類語

じ‐ちゅう【字注・字註】

  1. 〘 名詞 〙 文字注釈字義解釈
    1. [初出の実例]「つのると云は、ひろく求る心ぞ。字注もあり」(出典:百丈清規抄(1462)一)
    2. 「小補韻会は字註(ジチウ)くはしけれども文字すくなし〈略〉たとひ字註(ジチウ)は麁(あら)くとも、字数をのせ初心のもとめやすき字書はなきか」(出典浮世草子・元祿大平記(1702)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android