孤危(読み)こき

精選版 日本国語大辞典 「孤危」の意味・読み・例文・類語

こ‐き【孤危】

  1. 〘 名詞 〙 孤立して非常にあやういこと。
    1. [初出の実例]「抄云、白兔子は一色の用処也、俊哉とは孤危峭峻貌也」(出典:報恩録(1474)上)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝注‐荘公三〇年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「孤危」の読み・字形・画数・意味

【孤危】こき

孤立して危うい。宋・轍〔兄軾の獄に下るが為に上(たてまつ)る書〕臣、切に(た)へず、訴する無し。陛下に歸す。惟だ其の狂(ゆる)し、特に乞ふを許されんことを。

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